葉酸サプリのこと
意外と知らない!?サプリメントの最適な保管方法は?
目次
この記事を監修した
ゲンナイ製薬株式会社 部長
倉田晋作(くらた しんさく)
2009年ゲンナイ製薬株式会社に入社。オペレーターとして多くのお客さまのお声をいただき知見を深める。2012年に現在販売中の「時期別葉酸サプリプレミン」の前身にあたるプレミンパパ・プレミンママの開発に携わる。2015年サプリメント部門の品質保証責任者に就任。以降、プレミンシリーズの処方、開発に携わる。サプリメントに関するセミナーにも登壇。
毎日ご飲用いただく葉酸サプリメント。
保管環境が悪いと飲むのも嫌になってしまいますよね。
どういった保管方法が良いのか、一般的なことからプレミンシリーズがどのような部分にこだわり、一般的な製品と違う特別な部分までご紹介させていただきます。
サプリメントの保管方法が悪いとどうなるの?
すべての食品は収穫を迎えてから月日が経つと劣化がはじまります。
お肉や魚など鮮度が少しづつ落ちていきますが、生鮮食品に限らずサプリメントも同様です。
腐ったりすることはありませんし、品質を長く維持することが可能ですが、空気に触れることで少しづつ酸化がはじまり月日の経過や保存環境が悪いとマイナスな面も発生してきます。
代表的なものが以下となります。
味や香りの変化
基本的に無味無臭のものが多いですが、栄養素などの原料は独特な香りがありますよね。
ビタミンB2などニンニク由来のものなどは強いニンニク臭を抑えるためにカプセル状になっていたりします。
時間が経過してくることで抑えていた香りが徐々に強くなることがあります。
効果(働き)が低下することも
サプリメントなどに配合されている栄養素は時間と共に減衰することがあります。
つまり時間が経過したサプリなどの場合はパッケージなどに書かれている内容と同じ栄養摂取ができない可能性が発生してきます。
現在の薬機法では製造時の検査結果を表記すれば良いとされているのが実際です。
品質低下の可能性も
保管環境に影響しますが脂溶性ビタミンなどは酸化しやすい栄養素です。
湿気や高温など管理環境が悪いと酸化の影響が出やすくなっています。
おすすめの保管方法はどうすればいい?
保管環境をしっかりと適切にしていれば、その分劣化を防げますし良好な状態のサプリメント摂取が可能です。
以下の点について少し意識して保管すると良いとされています。
涼しく乾燥した場所での保管をする
サプリメントは湿気や温度変化には敏感です。
食品なのでキッチンなどに置いておくことが多いかもしれませんが、あまり良くはありません。
棚にしまっていただいたりテーブルの上など置いておくと飲み忘れも防げて良いかもしれません。
直射日光はなるべく避けましょう
栄養素の中には光に敏感なものがあります。光が当たることで栄養素が分解されてしまうのです。
パッケージなどで幾分かの日光や光は遮断されますが、窓際などに置いておくのは避けた方がよいでしょう。
蓋をしっかりと閉じる
一般的なことですが高い効果が期待できます。
袋の中に酸素や湿気が入るのを防ぐ効果があります。少しだけ空いてしまっていたというお話をよく伺いますので締まり具合はしっかりと確認することが大切です。
プレミンシリーズの保管対策は?
今まで説明をしてきましたが、これらをしっかり防ぐようにプレミンシリーズは設計しています。
まずはパッケージの袋です。
一般的なサプリメントのパッケージと違い細かく4層に分けて袋を作っています。
粒と付着する一番内側の層から光を遮断するフィルムや空気を入れにくい構造など採用しているので適切な品質管理が可能です。
詳しくはこちらでもご紹介しています。
https://premin.shop/premedi/products/package/”>パッケージだけでも品質が違う。プレミンシリーズのこだわり
続いては品質です。
プレミンシリーズは高い安全性を保持し検証するために多くの検査を行いました。
先ほど栄養素が減衰する可能性がある、と紹介しましたがプレミンシリーズは、どのくらい減衰してしまうのか、適切に妊活中や、妊娠中、産後の方への栄養補給ができるのか、と考えました。
一般的にサプリメントは開発時に検査を行い1粒の中にどれくらい栄養が含まれているか検査を行い、その結果をパッケージに記載しますが、製造後1ヶ月、2ヶ月経過したサプリメントに対して同じ栄養量が含まれているかの検査を行いません。
プレミンシリーズはその点もしっかりと検査をしています。
実は開発当初「ビタミンE」という栄養素が製造後1ヶ月〜2ヶ月経過すると減衰しほぼ無くなっててしまうことが確認ができました。
そのため、プレミンシリーズには「ビタミンE」を配合していません。
他社さまが検査しているかは不明ですが一般的には製造数ヶ月後に検査は行いませんので、同様の事例も多く発生しいるかもしれません。
実際の記載されている栄養量と摂取している栄養量が異なっている可能性があるのではと考えています。
製造時は多量に作るので製造日より数ヶ月経過した製品が届くことも少なくありません。
そのことを考えると適切な量を栄養するために製造後の栄養量検査が必須だと私たちは考えます。
さらにプレミンシリーズは一粒一粒を目視で品質検査を行なうなど色々な検査工程を経ております。
検査機を使いあえて過酷な環境に製品を保管することでどれくらい品質を保つことができるのも検査しています。
一般的なサプリメントの賞味期限が1年〜2年となるところをプレミンシリーズは3年の品質保持が確認されています。
これらによりプレミンシリーズは一般的なサプリメントより品質をしっかりと保つための工夫を随所に施しておりますがみなさまがご自宅にてしっかりと保管していただくのが良いことに変わりはありません。
適切な保管を行なっていただき適切な栄養摂取にてみなさまのお手伝いができればこれほど嬉しいことはございません。
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